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深まりゆく秋、憧れの高瀑に逢いに行った。
去年と同じ時期だけど、山々の紅葉は、今年は早く、
鮮やかながらも、ハラハラと風に舞っていた。
登山道にふんわり重なるように落ちた、紅葉した葉っぱも、
色とりどりで綺麗だ。
こんな風景もまたいいなぁと、思いながら歩いた。

これで高瀑に行くのは、4回目。
こんなに高瀑に行ける日が来るなんて、思ってもみなかった。
歩き進むと、次の風景が浮かぶ、何て幸せなことなんだろう。
最後の登り坂を登ったら、いよいよ高瀑に続く道に出た。
その道もまた、黄葉した葉っぱが重なりあって、光輝き、
特別な空間へといざなってくれているように見えた。
黄葉した木々の間から少しだけ、あの高瀑の、
岸壁の一部が見えた。
はやる気持ちを抑えて、私は歩いた。
落ち葉を踏みしめながら、ゆっくりゆっくり歩いた。
初めて高瀑の、あの姿に逢った感動を思い出しながら・・。

黄葉した木々のトンネルを抜けると、高瀑の、
広くて高い岸壁と高瀑の姿が、目に飛び込んで来た。
もう行く道々の風景も浮かぶし、時間はかかるけど、
何とか来れるようになった高瀑。
でも、何度、来ても、高瀑は、私には憧れの滝。
水量が多かろうが少なかろうが、関係ない。
逢えた途端、大きな感動が私を包む。
来れるようになって、本当に良かった。
ほんの少しだけ、心に余裕ができた今、しみじみそう思う。

そしてそれは、タックさんがいてくれる、連れて来てくれるからこそ、
言える言葉、感じることができる感動、喜び。
タックさん、いつもありがとう。
これからも一緒に行ってね♪(笑)
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昨年から職場の部署が変わって、お祭りは、
早朝より夕方まで仕事が忙しく、休めなくなった。
昨年も、見れたのは、最終日、やっと仕事を終え、
買い物をして、必死で帰宅して、やっと見れたのは、
お祭りを終え、町内に帰って来た太鼓台の姿だった。
少しでも見れたのは嬉しかったが、それでお祭りが終わりという、
淋しさは否めなかった。

今年も同じ?と思った途端、私の中で何かが弾けた。
そんなのは嫌!少しでも多く、大好きな太鼓台が見たい!
それで決心した。
仕事が終わってから、直接、太鼓台が集まる場所に行こう!
(一度、家に帰っていては、時間的に間に合わない。)
一日中、仕事をしてからだから、かなりのエネルギーを要するし、
時間の無駄を極力、省き、なおかつ、家事も・・。
そのために、夕飯のおかずは、お祭りの始まる日までに、
お祭り期間中、三日分、まとめ買い、
カメラは仕事用のバックに忍ばせて・・。(笑)

その涙ぐましい努力のかいあって(笑)、
大好きな太鼓台の差し上げは、残念ながら見れなかったけど、
今年は、少しの時間だけど、毎日、太鼓台が見れた。
私なりに、精一杯、お祭りを楽しめたと思う。
最後に大好きな太鼓台が、町内に帰って来た姿を見ても、
今年は淋しくなかった。

太鼓台が宮入りして、いよいよお祭りも終わりが近づき、いつもは、
太鼓台が解体されるまで、太鼓台と一緒の長男が、
太鼓台から離れて、「母さん、一緒に歩いて帰る?」
と、声をかけて来た。
長男と肩を並べて、お祭りの話をしながら帰った。
とても嬉しかった。
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10月4日で、結婚して25年、銀婚式。
振り返れば、子育てをしながらの転勤生活、
あっと言う間の25年。
山あり谷あり、泣いた日も笑った日もあった。
喧嘩して傷つけたこともあった。
でも、その時々、真正面からぶつかって、
お腹の底から話し合って来た。
Hobbyの言葉は厳しかったけど、言葉の奥には、
誠実と真実があった。
若い時には理解できなかったことが、年を重ねた今、
やっと理解できるようになったように思う。

25年だからと言って、特別なことは何もない。
でも、これからも、ささやかな幸せ、大切にして、
Hobbyの背中を見て、歩いて行きたい。
こんな私を、どんな時も見捨てず、
25年間、ずっと寄り添ってくれてありがとう。
これからも、きっと、あんまり変わらない私で、
我が儘、言って、困らせると思うけど、よろしくね。

思ってもみなかった子供達のプレゼント、
Hobbyと私の大好きな珈琲と、ペアのコーヒーカップに、涙・・。
2人の子供達、これからも父さん母さん、
喧嘩しながら仲良く暮らすね♪(笑)
でもお父さん、お酒とタバコは、もう少し、控えめに、ね。

♪ 坂道を 坂道を
  手を離さず歩き続けて
  大切なあなたを
  護ってゆけますように ♪

            作詩作曲 さだまさし 「とこしへ」より
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御来光の滝に行ってから、3日経った。
あれから毎晩、Hobbyと「本当に行ったんだよね?」って、
まだ信じられない気持ち。
でも、この足の痛みが物語っている。
確かに滝の前に立てたんだって・・。

御来光の滝への道のりは、考えていたより困難を極め、
滝に着いた時点で、足は痛みを伴っていた。
生涯、たとえチャレンジしたとしても
行くことはできないだろうと諦めていた御来光の滝。
そう思えば思うほど、想いは募り、まるでその想いが通じたような、
今回の御来光の滝行き。
タックさんがいなければ、
夢は夢のままで、終わっていただろう。

いくつかの山を越え、いくつかの沢を渡り、
やっとの想いで辿り着いた、
石鎚山に抱かれて流れるその滝は、
水量は決して多くはなかったけれど、
その姿は、堂々としていて、存在の大きさを感じた。
見上げると、秋の澄み切った青空から、
光を受けた飛沫が、キラキラ輝きながら落ちて来て、
一瞬、瞳の中で、にじんで消えた。
言いようもない感動が全身を走り、この場に立てたことに、
感謝の気持ちで、いっぱいになった。

帰り道、最後の難関は足の感覚もなく、這うように登り、
石鎚スカイラインの駐車場で、タックさんが迎えてくれた時、
夢に見た御来光の滝に逢えた喜びと、
無事、帰って来れた安堵感と、
タックさんの笑顔が心にしみて、
涙がとどまることなく、溢れ出た。

Hobbyや私の滝への想いを誰よりもわかってくれ、
連れてってくれるタックさん。
初めてお逢いしたにもかかわらず、ずっと前からの友達のように、
さりげなく手を差し出してくれた、でこぼこさん。
そして、Hobbyや私が、御来光の滝に行ける日を、
誰より願ってくれてたひとちゃん。

少しづつの”縁”が出逢って、みんなに出逢えて支えられて、
そして逢えた御来光の滝。
素晴らしい姿を見せてくれた御来光の滝と、
みんなに出逢えたことに、感謝。
心から・・、心からありがとう。
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黒沢湿原に、サギソウに逢いに行った。
湿原の緑と、初秋を感じる爽やかな風の中、
サギソウは、真っ白で可憐で小さくて柔らかな羽を、
そっと広げて、2輪、仲むつまじく舞っていた。

見れば見るほど、鳥の鷺に似た、その姿。
このお花に逢う度、自然の造形の不思議さに、
いつも、心、惹かれてしまう。
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