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Hobbyが帰って来て、タックさんと久しぶりに滝に行った。
登る前、タックさんのリュックにロープが・・。
一瞬、ドキッとし、タックさんの顔を見ると、
「念のため・・。」という言葉が返って来て、ほっ。

道なき道を行き、山の斜面を登り、あと一段というとこまで来た。
タックさんが、大きな岩を、登る姿を見ながら、
Hobbyと私は、「私らには無理やね~。」
ところが・・、タックさんは下りて来る時、
ロープをかけているではないか!
Hobbyと「ひょっとして、これは登るということ?」
やるしかない!思わず、気合い!(笑)

足の力だけじゃなく、腕力もない私は、
ロープを握りながら、下からHobbyに押し上げてもらって、
やっとこさ登り切った。
(こんなことできるのは夫婦ならでは。
Hobbyと夫婦で良かった~(^▽^;))

上段まで登って、仰ぎ見る、八ヶ滝の姿。
下から見た姿とは全然違う。
勢いよく流れる水、飛び散る飛沫!
それまでスローモードだった私は、
タックさんが持ってくれてた私の三脚を、迷わず置いた(^▽^;)
(せっかく持ってくれたのに、タックさん、ごめ~ん。)

私の心の中で、バシャ!カシャ!高速大好き♪
の気持ちが、完全に目覚めた。
嬉しくて楽しくて幸せな時間。
初めて行った八ヶ滝、感動また感動、
笑顔また笑顔の一日だった。

家族みんなバラバラになって、頑張ってはいたけど、
やっぱり少し淋しくて・・。
八ヶ滝の飛沫と、笑顔、タックさんの優しさが、
キラキラ弾けて、心の中、いっぱいに広がった。
ありがとう、また明日から頑張るね♪
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新緑、萌ゆる春、高瀑に逢いに行った。
高瀑への登山道も、眩しいくらいの緑に包まれ、
輝いていた。
渓谷の流れも、心なしか、優しく感じた。

カメラを変えて初めての高瀑行き。
ドキドキしながらカメラをのぞくと、高瀑が、
広く大きく写った。
今までとは違う感覚。
今までのカメラでは、どうしても全体が入らず、
高瀑に逢う度、あの広さ大きさを撮るには、
どうしたらいいんだろう?と、ずっと思って来た。
高瀑の上から下までの姿が、全部、写せる・・、
広く大きく高瀑を撮れる・・、
シャッターを切りながら、嬉しかった。

岩の上に寝転がって、高瀑を眺めていると、
その空間の中に、包み込まれて行く。
その空間は、限りなく心地よく落ち着く。
そんな高瀑を、これからは、広く大きく優しく撮れたらなぁと思う。
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深まりゆく秋、憧れの高瀑に逢いに行った。
去年と同じ時期だけど、山々の紅葉は、今年は早く、
鮮やかながらも、ハラハラと風に舞っていた。
登山道にふんわり重なるように落ちた、紅葉した葉っぱも、
色とりどりで綺麗だ。
こんな風景もまたいいなぁと、思いながら歩いた。

これで高瀑に行くのは、4回目。
こんなに高瀑に行ける日が来るなんて、思ってもみなかった。
歩き進むと、次の風景が浮かぶ、何て幸せなことなんだろう。
最後の登り坂を登ったら、いよいよ高瀑に続く道に出た。
その道もまた、黄葉した葉っぱが重なりあって、光輝き、
特別な空間へといざなってくれているように見えた。
黄葉した木々の間から少しだけ、あの高瀑の、
岸壁の一部が見えた。
はやる気持ちを抑えて、私は歩いた。
落ち葉を踏みしめながら、ゆっくりゆっくり歩いた。
初めて高瀑の、あの姿に逢った感動を思い出しながら・・。

黄葉した木々のトンネルを抜けると、高瀑の、
広くて高い岸壁と高瀑の姿が、目に飛び込んで来た。
もう行く道々の風景も浮かぶし、時間はかかるけど、
何とか来れるようになった高瀑。
でも、何度、来ても、高瀑は、私には憧れの滝。
水量が多かろうが少なかろうが、関係ない。
逢えた途端、大きな感動が私を包む。
来れるようになって、本当に良かった。
ほんの少しだけ、心に余裕ができた今、しみじみそう思う。

そしてそれは、タックさんがいてくれる、連れて来てくれるからこそ、
言える言葉、感じることができる感動、喜び。
タックさん、いつもありがとう。
これからも一緒に行ってね♪(笑)
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御来光の滝に行ってから、3日経った。
あれから毎晩、Hobbyと「本当に行ったんだよね?」って、
まだ信じられない気持ち。
でも、この足の痛みが物語っている。
確かに滝の前に立てたんだって・・。

御来光の滝への道のりは、考えていたより困難を極め、
滝に着いた時点で、足は痛みを伴っていた。
生涯、たとえチャレンジしたとしても
行くことはできないだろうと諦めていた御来光の滝。
そう思えば思うほど、想いは募り、まるでその想いが通じたような、
今回の御来光の滝行き。
タックさんがいなければ、
夢は夢のままで、終わっていただろう。

いくつかの山を越え、いくつかの沢を渡り、
やっとの想いで辿り着いた、
石鎚山に抱かれて流れるその滝は、
水量は決して多くはなかったけれど、
その姿は、堂々としていて、存在の大きさを感じた。
見上げると、秋の澄み切った青空から、
光を受けた飛沫が、キラキラ輝きながら落ちて来て、
一瞬、瞳の中で、にじんで消えた。
言いようもない感動が全身を走り、この場に立てたことに、
感謝の気持ちで、いっぱいになった。

帰り道、最後の難関は足の感覚もなく、這うように登り、
石鎚スカイラインの駐車場で、タックさんが迎えてくれた時、
夢に見た御来光の滝に逢えた喜びと、
無事、帰って来れた安堵感と、
タックさんの笑顔が心にしみて、
涙がとどまることなく、溢れ出た。

Hobbyや私の滝への想いを誰よりもわかってくれ、
連れてってくれるタックさん。
初めてお逢いしたにもかかわらず、ずっと前からの友達のように、
さりげなく手を差し出してくれた、でこぼこさん。
そして、Hobbyや私が、御来光の滝に行ける日を、
誰より願ってくれてたひとちゃん。

少しづつの”縁”が出逢って、みんなに出逢えて支えられて、
そして逢えた御来光の滝。
素晴らしい姿を見せてくれた御来光の滝と、
みんなに出逢えたことに、感謝。
心から・・、心からありがとう。
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岩肌を滑るように流れる、優しい流れ。
流れに描かれる水紋。
その美しい姿に、時を忘れて見入ってしまう。
こんな優しい流れなのだから、スローでと口にしたら、
タックさんが撮ってくれて、一言。
「スローで撮ったら、ただの川。」
スローで撮ると、美しい水紋が消えてしまうのだ。
可笑しくて、みんなで笑った。
滝の流れと同じくらい優しい時間。

優しい流れが大好きなひとちゃんは、
きっとこの滝を好きになるだろう。
今度は、絶対、ひとちゃんも一緒だ♪
そう思いながら、雪輪の滝を後にした。
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