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お庭に咲く春のお花が終わりを告げる頃、
来年の春への新しい小さな命が生まれる。
手のひらにそっとのせても、こぼれ落ちてしまいそうな、
小さな小さな種。
今日は少し時間が取れたので、
「今年も、かわいいお花を咲かせてくれて、
ありがとう。また来年、逢おうね。」と、
種たちにつぶやきながら、袋にそっとしまう。
きっと近所の人が聞いたら、???の光景だろう(^▽^;)
種を取りながら、ふと、その中に、赤花かすみ草がないことに、
気がついた。
急いで部屋に入って、種を入れてある缶の中をのぞいてみると・・、
「あったぁ~~~!」ナント、秋に種を蒔き忘れている。
そ、そ、それじゃあ、咲いてるわけがない(π0π)
赤花かすみ草の、小さな種を見つめながら、
「赤花かすみ草さん、ごめんなさい。
今年の秋まで待っててね。(芽、出るかな?)」
そうつぶやいたら、種がカサカサ揺れて、
笑っているように思えた。
許してくれたかなぁ。
☆写真は、今日、ふわふわ飛んで行きそうになりながら、
袋に入れた(笑)、桃色たんぽぽの種で~す。
新緑、萌ゆる春、高瀑に逢いに行った。
高瀑への登山道も、眩しいくらいの緑に包まれ、
輝いていた。
渓谷の流れも、心なしか、優しく感じた。
カメラを変えて初めての高瀑行き。
ドキドキしながらカメラをのぞくと、高瀑が、
広く大きく写った。
今までとは違う感覚。
今までのカメラでは、どうしても全体が入らず、
高瀑に逢う度、あの広さ大きさを撮るには、
どうしたらいいんだろう?と、ずっと思って来た。
高瀑の上から下までの姿が、全部、写せる・・、
広く大きく高瀑を撮れる・・、
シャッターを切りながら、嬉しかった。
岩の上に寝転がって、高瀑を眺めていると、
その空間の中に、包み込まれて行く。
その空間は、限りなく心地よく落ち着く。
そんな高瀑を、これからは、広く大きく優しく撮れたらなぁと思う。
松山でソメイヨシノが咲き始めた。
堀端の桜のお花が咲き始めると、
20年ほど前、松山に住んでいた頃、
お世話になった方を思い出す。
松山を離れてから20年あまり、会いたいと思いつつ、
転勤を繰り返す日々、愛媛に帰ってからも、日々の生活に追われ、
ずっとずっと心にはあったけれど、置き去りにして来た。
今年来た年賀状に、”なかなか会えませんね、
連絡、待ってます。”そう書かれてあった。
Hobbyと合わせて取ったお休み、Hobbyに松山での仕事が入り、
お出かけは中止、
勇気をふるって、20年ぶりに電話してみた。
信じられないと驚きながらも、会えることを素直に喜んでくれた。
待ち合わせの時間より早く着いたため、20年前、松山を離れる前、
その方と一緒に見た堀端の桜のお花に逢いに行く。
堀端のソメイヨシノは、まだやっと咲き始めたばかりの花びらを、
そっと揺らして咲いていた。
年配の方なので、あちこち歩くと疲れると思い、
デジカメで撮った写真を見せ、
思い出話やお互いの20年の月日を語り合った。
20年、会わなかったことが嘘のように、話は尽きることなく、
きっと前世は親子か姉妹?なんて、笑い合った。
会えて嬉しかった。
20年会えなくても通い合う、人と人の温もりが嬉しかった。
新年明けて、気がつけば、はや3ヶ月が過ぎようとしている。
桜の花便りも届き始めた。
我が家の2010年は、長男は就活に走り回り、次男は受験生。
Hobbyと私は、苦しい我が家の家計を支えつつ、
やり繰りして、いかに自然に出かけて行くか?(笑)
いずれにしても、今までで最も厳しい年になりそうだ。
きっと、今年も、余裕がなくなってバタバタ、そんな私だけど、
どんな時も前を向いて、ひと息つきながら、一歩一歩、
歩んで行けたらいいなぁと思う。
2010年、遅ればせながら、今年もゆっくり芽を出し、
突風吹き荒れたら、ちょこっと地面にもぐってやり過ごし(笑)、
お日さまに向かって、少しずつ伸びて行きたい。