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次男が高校2年生の修学旅行で北海道に行った時、
もらって帰った向日葵の種。
春に荷造りをしていて、捨てられそうになっていたのを、
私が慌てて拾って(^▽^;)、種を蒔いてみた。

芽が出るかどうか、不安だったけど、
無事、芽が出て、すくすく育って、2日前の朝、
朝日に向かって、花を咲かせていた。

その姿に、遠くで頑張っている、
子供たちの顔が浮かぶ。
2人とも元気でいるだろうか。
笑顔でいるだろうか。
光に向かって、自分らしく歩んでいるだろうか。
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Hobbyが帰って来て、タックさんと久しぶりに滝に行った。
登る前、タックさんのリュックにロープが・・。
一瞬、ドキッとし、タックさんの顔を見ると、
「念のため・・。」という言葉が返って来て、ほっ。

道なき道を行き、山の斜面を登り、あと一段というとこまで来た。
タックさんが、大きな岩を、登る姿を見ながら、
Hobbyと私は、「私らには無理やね~。」
ところが・・、タックさんは下りて来る時、
ロープをかけているではないか!
Hobbyと「ひょっとして、これは登るということ?」
やるしかない!思わず、気合い!(笑)

足の力だけじゃなく、腕力もない私は、
ロープを握りながら、下からHobbyに押し上げてもらって、
やっとこさ登り切った。
(こんなことできるのは夫婦ならでは。
Hobbyと夫婦で良かった~(^▽^;))

上段まで登って、仰ぎ見る、八ヶ滝の姿。
下から見た姿とは全然違う。
勢いよく流れる水、飛び散る飛沫!
それまでスローモードだった私は、
タックさんが持ってくれてた私の三脚を、迷わず置いた(^▽^;)
(せっかく持ってくれたのに、タックさん、ごめ~ん。)

私の心の中で、バシャ!カシャ!高速大好き♪
の気持ちが、完全に目覚めた。
嬉しくて楽しくて幸せな時間。
初めて行った八ヶ滝、感動また感動、
笑顔また笑顔の一日だった。

家族みんなバラバラになって、頑張ってはいたけど、
やっぱり少し淋しくて・・。
八ヶ滝の飛沫と、笑顔、タックさんの優しさが、
キラキラ弾けて、心の中、いっぱいに広がった。
ありがとう、また明日から頑張るね♪
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「初給料の感想は?」
頑張って働いていただいた、初めての給料の感想を聞きたくて、
長男にメールしてみた。
忙しかったのか、その日は返事が返って来なかった。
次の日、長男から荷物が届いた。

何だろう?不思議に思って、中を開けると、
真新しいリュックがふたつ、中から出て来た。
すぐにメールしたけど、その日は、帰ったら24時過ぎていたらしく、
朝、起きたら、長男からメールが届いていた。

「手紙も添えるつもりやったんやけど、完全に忘れた(^▽^;)
 まぁ、今まで迷惑かけまくった、お返しってことでね笑
 色々考えたけど2人の共通の趣味やし、家電よりそっちがいいかなっと
 じゃんじゃん使ってやってくださいな
 これからも健康で頑張ってね~    」

長男らしい、明るく優しい文章だった。
慣れない中で、夜遅くまで働いて、やっと、初めていただいた給料、
自分のために使えばいいのに・・。
長男の気持ちが何より嬉しく、涙がこぼれた。

離れて暮らしているHobbyには、写メで送って伝えた。
「お~~~無理しやがって(T_T)」と、Hobby。
リュックの色は、”緑”と”オレンジ”
Hobbyのドンデンドンカラー♪と私のラッキーカラー♪(笑)
これできっと山や滝でも、スイスイ行けるし、
素敵なことに出逢えるに違いない(*^-^)

最初にこのリュックを2人で背負って行くのは、どこかな。
でも・・、雨の降りそうな日は、やめようかな。
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長男が社会人になった。
その道に進むにあたっては、Hobbyも私も、
随分、反対した。
何回も話し合いをし、結局、長男の人生なんだからと、
長男の意志を尊重することにした。

卒業式の次の日から仕事。
2週間の研修期間を終え、広島に赴任。
そういう仕事を選んだとはいえ、毎日、帰るのは、
22時前後。
食べることにはマメな子で、手作りの料理も、
1人暮らしの間に覚え、よくしていた。
でも、仕事を始めてから、帰る時間も遅いため、
その余裕もなく、毎晩、コンビニ弁当だったようだ。

昨夜、電話で、「母さん、今日は1時間ほど早く帰れたから、
人に聞きながら、自転車でスーパー探して、
買い物に行って、料理、作って食べたよ。」
明るい声に、胸がキュッと鳴った。
「最初は、仕事や人に慣れるの、大変やね。」
と言うと、
「うん、まぁね、夜、遅いんが、ちょっとね。」
と、それだけ言った。
自分で選んで、自分で決めた道、
長男は必死に頑張っている、泣き言も言わずに・・。

頑張れ、長男。
慌てなくていい、あなたらしく、一生懸命、前を向いて、
明るく誠実にやればいい。
辛い時は、社会人になったからナンテ強がらず、
羽を休めに帰っておいで。
その時は、あなたの部屋のドアを開けて、待ってるよ。
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次男が大学生になった。
次男のアパートに二晩泊まり、
これだけ揃えれば、もう何もいらないだろうというくらい、
揃えた(^▽^;)

幼い頃、重症の喘息で、幼稚園もほとんど行けず、
入退院の繰り返し。
この子の将来はどうなるんだろう?と、途方に暮れた日々。
そのせいか、辛抱強く、頑張りや。
こうと決めたら、その道が険しくても、決して妥協しない。

あなたが決めた進路は、険しい道筋だったけど、
それにひるむことなく、立派に戦った。
母さんは、そんなあなたを、ほめてあげたい。
最初に住む予定のところより、少し遠くなったけど、
その場所も、あなたにとっては、充分、夢に近い場所。
夢に向かって、真っ直ぐ、進んでほしい。
そして、広がった世界で、たくさんの友達を作って、
いっぱい楽しんでほしい。

おめでとう、次男。
少しだけ大人になって、1人の人間として話せる日を、
楽しみに待ってるよ。

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